活動ブログ
被爆80年 原水爆禁止2025年世界大会in長崎
8月7日~9日で原水禁世界大会の長崎大会に、組合員・職員5人で参加しました。今年は被爆80年、節目と年で広島大会と長崎大会の両方が開催されました。
到着してすぐに長崎原爆資料館を訪れて折り鶴を奉納し、短時間でしたが資料館を見学しました。その後、節目の年なので、開会式は広島大会で行っているため長崎大会の初日は、“被爆体験の継承と未来”のタイトルで行われた長崎のつどいに参加。ノーベル平和賞を受賞した田中煕巳さんの被爆証言や長崎被爆者運動や被爆者のたたかいについて学び、被爆者渡辺千恵子さんの壮絶な半生を語りと合唱で聞くことができました。2日目の分科会は、参加者5人がそれぞれ選んだ分科会に参加し、夕方から民医連参加者集会でも学びを深め、神奈川民医連参加者で夕食交流会を行いました。3日目の長崎デーは、11時2分に黙祷、その後各国のたたかいを聞くことができました。開会式がなかったため、組合員さんが作ってくれた折鶴ティアラはフィナーレで舞台で渡し、海外代表団の人たちにとても喜ばれました。
被爆70年大会に参加していますが、いよいよ被爆体験を話せる人がいなくなってきていることを実感しました。様々な学びの中で核兵器禁止条約にサインしない日本政府へ改めて怒りを覚えるとともに、自分自身が何も行動できていないことを深く反省し帰ってきました。平和は願っていても実現しません。日本から米軍基地をなくし、核兵器廃絶まで真の平和を勝ち取るまでたたかい続けていきたいと強く思いました。
川崎医療生活協同組合 健康まちづくり推進部
皆さんで作った折鶴を奉納
対話形式による田中煕巳さんのお話
神奈川民医連からの参加者
フィナーレで折鶴ティアラをプレゼント