
活動ブログ
介護福祉フェスかわさき2025
2025年11月2日(日)、毎年恒例の「介護福祉フェスかわさき2025」が教育文化会館にて開催され、来場者は600名を超えました。本企画は、地域の方々に介護や福祉を身近に感じてもらおうと、川崎区を中心に介護福祉事業所が法人、団体の垣根を越えて実行委員会形式で行なっており、今年で7回目を迎えます。川崎医療生協も協賛団体、実行委員として参加しています。
今年は新たに実施した「介護職体験」にて、ベッド上でおむつ交換をしたり、器具を装着して高齢者の視覚・聴覚・歩行の不自由さを疑似体験したり、障害物や坂道を車いす体験できるコーナーが人気でした。また、VR機器を使って視覚的に認知症状を体験できたり、手話や点字、子ども薬剤師体験、障害を抱える方でも気軽に弾けるヘルマンハープ演奏など、体験を通じて肌で感じられるブースが充実していました。そして、高齢者に関わる医療、施設、相続、葬儀などの企業ブース、福祉用具の展示・紹介、健康チェックや無料マッサージコーナー、介護相談コーナーなど役立つ情報も盛りだくさんでした。
もう一つ介護福祉フェスの特徴は子どもも楽しめるところです。デイサービスなどのレクをもとに遊びコーナーやクラフトコーナーなどがあり、メインステージではオカリナ、キッズダンス、マジックショー、精神保健福祉士の記念講演、地元バンド演奏など、親、子、孫の三世代で楽しんでいただいていました。
来場者の当日アンケートには「たくさんのことが知れて良かった」、「活気があって楽しい」、「もっと広く宣伝してほしい」、「また来たい」など嬉しい感想、意見をいただけました。地域の事業所とのつながりもこれからも広げながら、ますます楽しく、ためになるフェスになればと願っています。
川崎医療生活協同組合 介護福祉事業部