
活動ブログ
第38回日本高齢者大会inさいたまに参加
2025年11月11日(火)~12日(水)にかけて、第38回目となる日本高齢者大会が埼玉県大宮市の大宮ソニックシティで開催され、全国から会場参加2300人、webでの参加240人の合計2540人の参加で開かれました。川崎医療生協からは、2日間で延べ70人を超える参加で大会を盛り上げました。
日本高齢者大会とは、「まちから村からの連帯で、ひとりぼっちの高齢者をなくそう」をメインスローガンにして、全国各地で高齢期の活動に取り組んでいる仲間たちが1年に1度集まって交流する集会です。
1日目は、12会場18テーマと3つの移動分科会が行われました。学習講座は10テーマ用意され、大学教授や元裁判長など各分野の専門家より、社会保障や平和、健康についての講義が開かれました。分科会は6つのテーマで分かれて、参加者を含めてのディスカッションが行われました。小ホールで開催された、埼玉大名誉教授の暉峻淑子(てるおかいつこ)さんの講演には490人の定員を超える参加希望者で会場は満杯、他のテーマへの参加を促すほどの盛況でした。
2日目は、埼玉の太鼓集団「響」による演奏と300人を超す大合唱のオープニングで始まりました。会場の雰囲気が温まったところで、社会学博士の芝田英昭さんによる記念講演「戦後80年、いのちの尊厳から平和を考える」というテーマでお話を聞きました。講演の概要は、20世紀の戦争で繰り広げられたジェノサイドに対する反省と世界人権宣言について、日本国憲法成立の過程と現在の軍拡路線、生命の尊厳と人権、そして軍事ではなく社会保障の充実こそが「平和」の原点であることをうかがい、参加者より大きな拍手が贈られました。
最後に、次回は大阪を会場に開催されることが報告され閉会となりました。
川崎医療生活協同組合 健康まちづくり推進部
埼玉の太鼓集団「響」
300人を超える合唱
主催者挨拶をする全日本民医連増田会長
1分間スピーチでアピールする医療生協さいたまみなさん